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私の再生を支えてくれた場所と人々

2015.03.22 09:16|感謝


 昨日は、久しぶりに懐かしい場所を訪れ、懐かしい人々と再会を果たした。

 少し時間に遅れ、部屋に入った瞬間に、私の目の前に立ち、

 「ゆきちゃーん!大丈夫なの?」
 「とことんまでやって倒れるって、もういい加減、気をつけないとーー!!」

 と、昨年夏に、両耳がほぼ聞こえない状態となり再入院した私の身体と、以前に大病したときと同じ行動パターンを繰り返した私の心に根強くある観念を心配してくれた二人の友人。

 その二人の姿と、心の底から私のことを思ってくれている暖かな眼差し、発せられる言葉の数々をきいたとき、心の奥がほっとゆるむような安心感が涌き起こると同時に、あぁ、ここで私は、なんて素敵な人達と出会うことができてきたんだろう、なんと深く心でつながる関係性を築かせてもらったんだろう・・・との思いがあふれた。

 着いたばかりで、私の満足度はすでに頂点に!(笑)

 

 アトリエ・ワイエス主催のワークショップに初めて参加したのは、今から4年5ヶ月前、私がまだ抗がん剤治療中のことだった。
 レベル3Cの進行癌を完治し、再発させないためには、自分と向き合い、心の奥底にあってそれまでの自分の行動を生み出していた考え方のようなものを根本から変えなければ・・!と思っていた私は、アトリエ・ワイエスが主催する「表現アートセラピー専修講座」に参加することに、ある意味、生死をかけたその願いを託した。

 鎌倉のアトリエでおこなわれた昨日の集まりでは、写真の記録が残っている過去10年間のアトリエ・ワイエスの軌跡を、スライド・ショーで流してみせて下さるという企画が設けられていて、4年5ヶ月の間の自身の姿の変遷をみることができた。

 初めて参加した頃の私。
 当時、髪も眉毛も睫毛も抜けてしまって無かった私は、かつらをかぶり、少しパカパカするそのかつらの浮きを押さえるために、いつも帽子をかぶっていた。

 写真に写っている自分の姿と、当時、一緒にワークに取り組んだ仲間達の姿をみた瞬間、手足がずっとビリビリとしびれていたあの感覚や、常にどこか気持ち悪く、体力がないためにすぐに疲れて息がきれてしまう感じ、何を食べても砂をかむようだった舌の記憶などの体感とともに、「深いところで人とつながりたい!」と強く願っている自分を発見した一方で、「人と親密な関係を築ける気がしない!」と強烈に感じていて、自分の願いは生涯叶えられないのでは?と、絶望感に打ちのめされていた自分の心の感触を、まざまざと思い出した。

 当時は、眉もちゃんと描いてお化粧しているし、かつらと帽子でお洒落しているから、病人にはみえないはず!と信じていた(実際、体力がなくて立っているのがやっとの病人とはみられず、電車では席を譲ってもらえなくて、手摺につかまってなんとか身体を支えているということが多くあった^0^)けれど、今、当時の写真をみたら、顔は土気色で血色は悪く・・ 
どうみても、健康そうにはみえなかった(笑)

 半年間、毎月2日間の泊まりがけでおこなわれた「表現アートセラピー専修講座」を終了した後も、私は引き続き、アトリエ・ワイエスが主催するワークショップに参加し続けることに・・(^^;)

 「インナーチャイルド・ワークショップ」「セラピスト養成講座」「インテグラル理論」「ドリーム・マップ」「表現アートセラピー・ファシリテーター養成講座」「感情リリース」「ダイアローグ」他、数々のワークショップに参加し、その後2年にわたり、毎月1度以上は必ずアトリエ・ワイエスに通う、という生活を続けた。

 スライド・ショーには、その間の私の姿があちらこちらに登場した。

 頭の周囲の髪が生えてきたので(髪は周囲から生えてきて、てっぺんは最後に再生するらしい^^)地毛をみせつつ、髪がまだ生えていない頭のてっぺんをバンダナで隠して通っていた頃の私の姿。

 ようやく、頭のてっぺんのあたりにも、産毛のようにクルクルした巻き毛が生えてきて、超ベリーショート状態だった頃のワタシ。
 そのときどきの髪の長さの変遷は、私の進行癌からの回復過程の記録でもある。

 

 2週間、泊まりがけで参加した「感情リリース・メソッド」を体得するワークショップでは、自分が握りしめている観念の強さを自覚するために、抱えた座布団をペアの人が思い切りひっぱり、それを握りしめて離さないという行動でその感覚を体感、決意して座布団を手放す=観念を手放すことができたら終了、というワークをおこなった。

 このとき、私は、自分が幸せな人生を生きるために絶対に手放す必要がある観念を、強く強く握りしめて離すことができないでいた。
 ペアを組んだEちゃんは、私が握りしめて離さない座布団を引っ張って、20帖程の広さのフローリングの部屋を、ぐるぐると、1時間半にわたって私を引きずり続けてくれた。
 途中、私の方が疲れて、パッと座布団を離したことがあったのだけど、
「今のは、疲れて手が離れちゃった感じだからダメ」
(本当はEちゃんの方がよほど体力を消耗していたはず・・涙)
と、さらに引っぱり続けてくれ、私が自分でその座布団(=観念)を手放すことができるまで、全力でむきあってくれた。

 私がその観念を手放すと決めることができたのは、間違いなくEちゃんの私への信頼と愛情のおかげだ。
 いくら感謝してもしきれない。

 今でも語りぐさとなっている(笑)この特大ワークほどではないにしても、毎回のワークでペアを組んだ者同士、常に全力で向き合い、ともに、互いが少しでも気づきを得て前進できるよう力を尽くした。

 そんな風に、心の奥底をさらけ出しあい、正面から向き合った仲間たちに出逢えたこと、そのような場に出逢えた幸運を、あらためて痛感した。
 
 丸2年間、毎月通いあげたとき、いったん自分の中で区切りがつき、その後は、数ヶ月に一度、ワークショップに参加するというスタイルで、「お帰り〜」と迎えてくれるアトリエ・ワイエスに戻っては、数日を過ごさせていただいてきた。

 聖地である久高島に行ったのも、インディアン・フルートをつくったのも、このアトリエ・ワイエスの仲間たちとだった。

 

 スタッフのMちゃんがつくってくれた美味しいご馳走を頬張りながら、ここで過ごさせてもらった4年5ヶ月の自分の姿の変遷を振り返り・・  感じたのは、

 我ながら、よくぞここまできたな〜(笑)

ということ。そして、

 あぁ、ここでの日々は準備期間だったのだな、
 
ということ。

 こんなに素敵な、帰ってくることが出来る場所をつくってくれた、主催者の吉田エリさんはじめ、一緒に学び過ごしたすべての人々に、心から感謝したのは、もちろん、いうまでもない。


 ふわふわした髪が、クルクルと頭を縁取っていた頃の私の姿を写真でみた人から、

「以前はショートにしてたんですね」

といわれることがある。

 でも、私の中に、ショートにしていた、という感覚はない。

 なぜなら・・
 当時の私にとって、髪が伸びたところまでで出来上がったヘアスタイルがそのときの私の髪型であって、私自身に髪型を選ぶという選択肢はなかったから。



 今の私は、髪が顎まで伸び、髪を切ることによって髪型を選べるようになった。
 頭頂部の髪も、ふわふわとした産毛のような髪から随分としっかりした髪へと変化した。

 早く社会復帰しなければ!!という焦りから、手術から2年たった頃から、あれこれと手探りで活動を始め、歩んできたけれど・・
 スライドショーの中の自分の姿をみたら、あの頃は、まだまだ再生途上だったんだなーという感じがした(笑)


 髪型を自分で選べるようになった今が、ようやく準備期間を終えてスタートラインにたったということなのかもしれない。
 会社員時代に自分が経験したことで、お役に立てることがあるなら、それを必要としてくださる方にお届けしていこう、そのために、自分の中にあるものを表に出していこう、と、今月に入ってちょうどFBページをオープンしたところだった。

 遅すぎたかなーという思いもあったのだけれど、スライドショーの中の自分の姿をみたら、今で良かったのかもしれない、と思えた(^^)

 表にでていること、言葉として伝えることは、実際的なことばかりかもしれない。
 それでも、ワタシはそれらを発信しながら、常に、

表にはみえない奥に、そのヒトが向き合いもがき続ける一面があるかもしれないということ、

そこから抜けでるまでの道のりがどれほど遠そうにみえても、そのヒトには必ずそこを突き抜ける力が宿っていること、

に思いを馳せることを忘れないでいたいと思う。

 穏やかに流れる幸せな時間の中で、そんなことを考えた、春分の日の午後でした。
 みんな、ありがとう。

 
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プロフィール

yukikosato☆

Author:yukikosato☆
 はじめまして。
 本来の自分を生きたいあなたを応援する、ハピネス・プロセス案内人♪人生の転機応援ナビゲーターの佐藤 由紀子です。

 何かを変えたい、自分の可能性を試したい、もっと成長したい!
そう思うことはありませんか?

 私はセミナー・コンサルティング・個別セッション・ワークショップ等を通じて、自分らしさを発揮しありたい自分を生きたいと願う人が、望む人生を実現するのを応援しています。なぜ、この仕事を始めたかといいますと・・・元々、社会人となって20年余り、ホスピタリティと人材開発の分野でキャリアを積み、人の可能性を信じてきました。しかし、私が初めて本当に、人が本来もっている力の偉大さを感じたのは、進行がんの宣告を受け、治療を受けているときでした。

 進行がんの治療で抗がん剤を投与する選択をしました。抗がん剤は、正常な細胞にとっては、毒・・それも、一気に大打撃を受けてしまう猛毒です。何度も投与されると、細胞そのものが弱ってきてしまい、だんだんと、数が増えてくるスピードが遅くなってきます。そうなると、生命を維持するのに欠かせない内蔵の機能を守る為に、身体の末端である手足の神経を麻痺させてでも、細胞は命を存続しようと努めます。そんな状況になっても、さらに時間がかかるようになっても、白血球の数は必ずまた増えてくる・・・。

 人間だったら、何度がんばって戻しても、また叩きのめされてやられてしまう・・・となったら、そのうち嫌になってあきらめてしまうでしょうし、動物だって何度か経験して学習したらあきらめてやらなくなってしまうでしょう。ですが、細胞は違うのです。細胞は、決して、あきらめるということがありません。細胞は、私が死ぬ瞬間まで、全力で修復に向かう、最後の一瞬まで私の味方なのだ、と痛感しました。この経験を経て、人間の細胞の凄さを体感し、その計り知れない存在に畏敬の念を抱くとともに、人が本来もっている力と可能性が無限であることを確信しました。



 この体験は、それまでの生き方を全否定し、自分はいったい何をしていたのだろう・・という、自己否定と自分を責める気持ちばかりが溢れていた私に勇気をくれました。もちろん一度崩れたアイデンティティーが戻るまで、非常に不安定な状態が長く続きましたが、その後、2年間の療養生活を送りながら、自分自身を見つめ直し、内面を探る作業を続けた結果、これまでの価値観とは大きく異なるものの見方、考え方を自分の中に取り入れ、実践することができるようになりました。

 人生は、実は、すごくシンプルにできているのだと思います。心から望むことの実現は誰にでもできます。自分が思っているよりも、細胞レベルではもっともっと素晴らしい可能性に満ちあふれています。こうした気づきへの学びを深めることに自らも精進しつつ、”本当のあなたはもっと凄い!”を伝え、心から望む人生、ありたい自分、を生きたい!と願う人のサポートをさせていただくことに歓びを感じています。





◇ 将来の夢

 自然の中に住み、毎日、朝日と夕日を拝んで1日をリセットしながら暮らすこと♪

 魂に響くコト、モノを提供できるようになること♪

 その人ならではの輝きを発している人の姿と想いを数多く記録し、多くの人に届けること♪

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